11月某日
ノキロアートネットの店長さんからご連絡をいただき、仕入れにくっついて行く形で、兵庫県西脇市にある播州織のtamaki niimeさんの工場へ行ってきました。
手にとったその製品がどのように作られているかを知ってほしいという思いから、予約をしてすれば、誰でも丁寧な説明を受けながら工場見学ができます。
見られる事を前提に整えられた構内は、白を基調としていて、そこで作られる織物の色がより一層映えます。
どこを見ても、惹きつけられるものばかり。まるでオブジェのような織り機や編み機、糸の数々。
織り方の設計書は、昔見た古いオルゴールの楽譜のようでした。
働いている方々も、どこかに自社の製品を身につけていて、自分が関わる仕事をよく知り、誇りと親しみを持っていらっしゃるように感じました。
tamaki niimeさんの織物は、複雑な色合いとその独特の柔らかな肌触りが大きな特徴です。その柔らかを出すために、シャトルで糸を動かす速度はとてもゆっくりしているそうです。
予約すれば、二階の社食でお昼ご飯も食べられます。すぐそばで栽培されたお野菜がたっぷり。代表の玉木さんも社員さんも皆んなニコニコ、こんなご飯が毎日食べられるなんて素敵!
色とりどりの美しいショップに圧倒されて右往左往していたら、店員さんが声をかけてくださいました。二言三言質問に答えるだけで、魔法のようにさっと二枚のストール選んでくださいました。
それが素敵な配色で、同行していた皆んなも関心しきり。次々にそれぞれに合う一枚を選んでもらうこととなりました。
そんなこんなで、手にした一枚。ルーツショールという素敵な名前が付いていました。
仕事へ真摯に向き合う気持ち、そして、仕事場も仕事着にも気配りを!笑!を見習います。
tamaki niime
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