お詫びの気持ちを伝えたい皆様へ。
7月31日にありましたラルゴマルシェvol.2 『食と食卓暮らしの市』、この度は急に欠席してしまい、本当に申し訳ありませんでした。
暑い中、楽しみに足をお運びくださった皆様へ、お詫びの言葉もこのように遅れてしまいましたこと、どうぞお許しください。
また、現在開催中の京都、五条坂の陶器祭りについても、事前に詳しい情報をお知らせもできないままでした。
たくさんの方が足をお運びくださっているようで、大変感謝しています。私は不在にしておりますので、直接お礼も申し上げられず、申し訳ありません。
どのようにお詫びの言葉を綴ろうか、お伝えしようかと悩んでいるうちに、時間ばかりが過ぎてしまいました。
このblogには、プライベートなことはあまり書かないようにしていたので、こんなお話しをすることを躊躇しておりましたが、やはり正直にお話しすることにします。
先月末に父が他界致しました。病気が判って入院してから、たった一ヶ月のことでした。
ラルゴマルシェの日はちょうど葬儀になってしまい、参加することができませんでした。
父の遺影の写真を選ぶ時、母はダンディな感じの父(笑!)を好みましたが、私は笑った優しそうなのがいいなと思いました。結局、写真はダンディな父になりましたが。笑!
石川県の窯元へ就職が決まった時、行きたいということをなかなか言えずにいました。それまで、進学しても就職しても、大阪を離れたことはありませんでした。
今日こそ言うぞっ!と決心したものの、なかなか切り出せず、半日以上ももじもじとしている私に痺れを切らした父が、「なんやねん、もうっ!なんやねん?」と苦笑いした顔を時々思い出します。
石川県へ引っ越す日の前日は喧嘩したなぁ。どんな理由だったかは、さっぱり覚えてないなぁ!
大切な人との別れを経験する年齢になってきたのだと思います。それは自然な流れだと受け止めています。
悲しいことではありますが、それは、とても大きく大切な経験を積むことに違いありません。
私は、父の職人気質なところを譲り受けたかもしれません。あっ、顔も似ています。手の形はコピーしたみたいにそっくりです。
色々なことは重なるもので、今、仕事のメールや問い合わせのメールも多くいただいております。返信できないまま今日に至り、本当に申し訳ありません。少しずつ、ご連絡差し上げて参りますので、今暫くお待ちください。
最後にもう一度、ご迷惑をお掛けした皆様へ改めてお詫びを申し上げます。
またしっかりと仕事をしていきますので、これからもよろしくお願い致します。
コメント
コメント一覧 (7)
私の父も職人をしています。手先の器用さは姉が引き継ぎ、こだわりの気質だけを
私が引き継ぎました。
私は何も製作できませんが、辻井さんの心を惹きつけてやまない器たちが本当に素晴らしいこと、こだわりを持って断言できます!
無理をなさらず、心身ともに休息されてから復帰してくださいね!
辻井さんもお母さまも 急な事で心が追いつかないと思います
どうかお体大切にしてください
心よりお悔やみ申し上げます。
私も3年前に父を亡くし、悲しみと同時に、葬儀から四十九日の法要まで、初めての経験ばかりで忙しく過ごしました。
その忙しさが、悲しみを少し紛らせてくれていたと今となっては感じています。
どうか、無理なさらず
お体を大事になさって下さいね。
五条坂の陶器まつり、初日にお伺いしました。
これからも応援しています。
優しいお心遣いをしていただき、本当にありがとうございます。
遺伝子って凄い。
と、思う時がありますよね。
今回、父と私の手の形がそっくりだということを、母に言われて初めて気付きました。
普段、じっくり見ないですもんね。お父さんの手なんて。(^_^)
いつもメッセージをありがとうございます。
温かいお心遣いをいただき、ありがとうございます。
多くの人が経験することを、私も母も経験しているのだと思います。
皆んながそれを乗り越え、強く元気に生きていっているのですから。特に女性は!(^_^)
いつもメッセージを、ありがとうございます。
陶器祭りに行ってくださいましたか!ありがとうございます。
今年は数も出せていないので、気に入ったものを見つけられなかったかもしれませんね。本当にごめんなさい。
私も今回は本当に色々な経験をさせてもらって、人生の経験値が上がった気がします(^_^)
また、しっかりと見ていただけるように頑張りますので、よろしくお願い致します。
すごく久しぶりにブログを拝見してびっくりしてしまいました
この度はお父様のご逝去 心よりお悔み申し上げます
歳を重ねていくと出会いより別れの方が増えていくような気がしてなんとなく心寂しく感じます
お父様から譲り受けた気質職人、思い出等とともに頑張っている姿、楽しく過ごしている姿、空の上からみていただけるといいですね・・・
私も娘を持ついち親ですが、何よりも子どもが満足した日々を過ごしている事、姿、が嬉しいものです
次にお会いする時はいつものような元気な笑顔みられること楽しみにしています。