2018年09月

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ノキロ信州上田店にて、26日まで開催の十二月窯展ですが、メールやお電話でのお問い合わせ&販売も対応してくださることになりました。

ノキロさんのフェイスブックに写真も色々ありますので、気になったものがあればぜひお問い合わせください。

人気の蓋物は、今回2種類だけ作りました!



十二月窯展

2018年9月15日(土)〜26日(水) 11時〜18時
*20日(木)は定休日

ノキロ信州上田店


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上田へやって参りました。
駅前から伸びる緩やかな坂道をトコトコと歩くと5分程で、ノキロアートネットさんに到着しました。
窓の向こうに十二月窯の器をみつけてドキドキ・・・嬉し恥ずかし、そして、ちょっぴり緊張する瞬間です。

ノキロアートネット信州上田店さんは、店主さんのお祖母様が昔、洋裁店を営んでいらした建物を利用して開店されています。

歴史的建造物とまでは言わないような、少し古い、市井の人々が慎ましく暮らしていた雰囲気が残る建物で、私はそんな建物が大好きです。上田の街のあちこちにはまだたくさん残っていました。全部のぞいて、周りたい!

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近くにある長野県のお土産で有名な、みすず飴本舗さんの建物も本当に素敵でした。閉店後の夜でも、シャンデリアが灯されていて、とても綺麗だそうです。観てみたい!
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以前、展示でもお世話になった全国的にも有名な天然酵母のパン屋、ルヴァンさんもあります。店内は小麦粉いい香りがしていました。食べたいっ!

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街路樹が大きくて、大きな実がゴロンゴロンを落ちていたり、なんだか優しい顔の穏やかな人が多くて、とても雰囲気のいい街でした。住んでみたい!

十二月窯展では、お客様はもちろん、他に展示されている作り手さんともお話ができて、楽しかったです。皆様、ありがとうございました。

15日土曜日はお天気も少し悪く、中止になったイベントもありましたが、日曜日はぜひ回復して欲しいです。

十二月窯展

2018年9月15日(土)〜26日(水) 11時〜18時
*20日(木)は定休日

ノキロ信州上田店

詳しくは、ノキロさんのfacebookやトココトイベントのfacebookページをご覧ください。







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今年も出店することになりました!
晴れたらいいなぁ。


アート・クラフトフェスティバル in たんば

2018.9.29sat.〜30sun.

29sat. 10:00〜17:00
30sun.  9:00〜16:00



10月は、日本のカッコイイを集めたお土産屋さんがコンセプトのセレクトショップ、katakanaさんの8周年企画展に参加させていただきます。


またお知らせいたします。



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あさってから、長野県では初めての個展が始まります。
週末の天気予報はあいにくですが、これも季節の移ろいがあってのこと。秋の始まりを楽しむイベントが満載の上田へ、ぜひ!

今年は粘土の入手が難しい日々の中で、少ない粘土をやり繰りしているうちに生まれた、小さなお家の花器や薬味入れなどの小物達。十二月窯の新しい顔になってくれるといいなと思っています。

小さなお家の花器は、夏の陶器まつりでも好評でした。自由に絵付けしたこれらはどれも一点物です。

薬味入れは、木の小匙を合わせました。普段はなかなか使うことのない器ではありますが、お茶の時間にお砂糖を入れて出したらと想像・・・ブラウン系の粗糖や角砂糖などを入れて。

そうそう、ジョナサンとはまた違う、とぼけた鳥さんも誕生しました!これからたくさん描きたいです。

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とぼけた鳥さんシリーズでは、ひとつだけ判子立てを作りました。玄関やデスクの上に。
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とても人気の気球模様は、長方皿を作りました。
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いずれも数は少ないながらも、良品揃い!焼き上がりが良く、呉須の青の発色がスッキリときれいで、コントラストがいつもよりイキイキしています。常にこの窯焚きを再現できるようにならなければ!

久しぶりに大きいサイズの器も作成しました。粘土を丁寧に菊練りしてからロクロを轢くと、少し軽く仕上がるようになりました。

ぜひ、ノキロさんで手に取ってご覧ください。

十二月窯は、15日土曜日のお昼過ぎに少しだけお邪魔させていただきます。



十二月窯展

2018年9月15日(土)〜26日(水) 11時〜18時
*20日(木)は定休日

ノキロ信州上田店

詳しくは、ノキロさんのfacebookやトココトイベントのfacebookページをご覧ください。





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「もしも詩が水だったなら」と打とうとして、「もしも詩が水だったら」と打ってしまい、ふと思いました。

「・・・だったら」はただの空想だけれど、「・・・だったなら」には、切実な気持ちが含まれているな、と。そうだったらいいのに、という願い。


休日、立ち寄った本屋さんでたまたま開かれていた小さな展覧会が のタイトルが、『もしも詩が水だったなら』でした。
詩集『かのひと』から一編をそれぞれの陶芸作家さんが選び、イメージを膨らませて器やオブジェを作ったというもの。

私が素敵だと思ったのは、小野小町の詩を選んだ今井律子さん。おおらかで優しい器です。


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私が初めて自分で企画した個展も、それは小さな小さなカフェで開かれた、もっともっと小さなものでしたけれど、似たような展覧会でした。
私は様々な小説や詩の中に出てくる食卓のシーンからイメージした器を、文章と共に展示しました。それぞれのテーブルにひとつずつ、邪魔にならないようにそっと。
懐かしい思い出です。


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