2018年01月

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新しい型を作るのが楽しくて、こんなのも作ってみました。丸がふたつ重なった形、雪だるまみたい。

自宅でよく使うお皿からヒントを得えました。ちょっとしたものを2種類同時にのせられるお皿です。箸休め的なおかずやおつまみは量も多くないし、ちょこちょこあると嬉しいものです。

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朝晩、冷え込む日が続いていて、再生途中のまだ水分の多い粘土が、連日凍っています。早く水分が飛んで欲しいのに、これじゃあなかなか乾かない・・・もう!

春が待ち遠しいなぁー。

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大阪は、昨日までの寒さが少し落ち着き、ほっとできる一日になりました。

そんな今日、まだまだ雪深い石川県から、粘土がたくさん届きました。
今年は特に寒波で大変だそうで、粘土屋さんからのメールには「もぉ〜〜っ!雪と寒さにうんざりっ!」という泣きごとが。そん、そんな大変な時期に、すいませんっ!本当にありがとうございます。

そして、

私にも、ちょっぴり泣きごとを言いたくなるようなことが。
各所から、新しい年度に向けて価格の見直しやら送料の値上げやらを伝える書類が届きます。皆んな、それぞれのお仕事を頑張ってのこと・・・仕方がないか。

と、思って頑張るしかないか。

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先日のお座布団のブログを見た友達が、私のお尻を救わなくてはっ!と、こんなに可愛い座布団を作ってくれました。

Wool Arts作家さんである彼女の本業とはいえ、いつまでも眺めていたくなる絶妙な配色の楽しさ・・・なんて素敵なの!!
一応、椅子にセッティングはしてみましたが、申し訳ないけれど、お尻の下に敷くなんてできないよ〜っ!
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壁に飾ろうか、カバンにするのも素敵かも・・・。

可愛いラッピングもされていました。
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昨日は、モノ作りが大好きな女子ばかりの楽しい美味しい新年会、でした。
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型作りの続き。さぁ、足を付けます!

足は、実際に成形していく時に、作業しやすくするためのもの。粘土で必要に応じた大きさの筒を作り、そこに石膏を流し入れます。後から付ける足がちゃんと接着するように、付ける部分に傷を付けておきます。

筒をしっかりと取り付けたら、石膏を流し込みます。
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固まったら筒を取り外して、出来上がり。
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ここまで作ればすぐにでも使い始めることもできますが、まだ湿っているので、より乾燥させると作業しやすくなります。
この型で作るお皿は、どんな出来上がりになるかしら…楽しみです。

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十二月窯の器のうちお皿は、成形する時に型を用いて形を整えてゆきます。形が揃うことで見た目が整うばかりでなく、収納もしやすくなります。

先日から、新しいお皿の型を作っています。
円型のものはロクロで作りますが、角型や楕円のような変形したものは、石膏型を作ります。

まずは、原型となる雌型を作ります。お皿のイメージしたカーブを、実際よりも2割大きく作ります。
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石膏を流し込むので、壁を作ります。
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石膏を水で溶く時は、すこしコツが要ります。ふるいにかけ、ダマをなくします。また時間と共に硬化が始まるので、手早く。
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型に流し込みます。
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30分ほどで固まり始めるので、完全に固まってしまう前に、大きく削るなど力が必要な処理をします。固くなる前ならまだ小刀などで簡単に削れます。
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完全に固まったら、型から外します。
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耐水サンドペーパーで磨きながら、細かい修正と表面を滑らかに仕上げます。
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これで完成です。これはタタラ作り用の型です。
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今日はここまで。後は作業をしやすくなるよう下方に足をつけて完成です。

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