2018年01月
・・・と、思って頑張るしかないか。
毛糸の魔法
型作り、続き。
型作り
十二月窯の器のうちお皿は、成形する時に型を用いて形を整えてゆきます。形が揃うことで見た目が整うばかりでなく、収納もしやすくなります。
先日から、新しいお皿の型を作っています。
円型のものはロクロで作りますが、角型や楕円のような変形したものは、石膏型を作ります。
まずは、原型となる雌型を作ります。お皿のイメージしたカーブを、実際よりも2割大きく作ります。
石膏を流し込むので、壁を作ります。
石膏を水で溶く時は、すこしコツが要ります。ふるいにかけ、ダマをなくします。また時間と共に硬化が始まるので、手早く。
型に流し込みます。
30分ほどで固まり始めるので、完全に固まってしまう前に、大きく削るなど力が必要な処理をします。固くなる前ならまだ小刀などで簡単に削れます。
完全に固まったら、型から外します。
耐水サンドペーパーで磨きながら、細かい修正と表面を滑らかに仕上げます。
これで完成です。これはタタラ作り用の型です。
今日はここまで。後は作業をしやすくなるよう下方に足をつけて完成です。