2016年03月

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一カ月ほど続いている素地作りも終わりに近づいています。

適度に乾いた器を削ろうとして、指先に痛みを感じて見てみると、赤くなっていました。
中指と薬指の指先の赤い部分、これは指紋がなくなるほどに皮膚が削れて、薄くなってしまっている状態です。

器を削る時は、右手のこの二本の指先で押さえながら削ります。なので、たくさんの個数を削ったり硬いものを削ったりすると、粘土との摩擦で皮膚が薄くなってしまいます。

本当はこうなってしまう前に、指サックをしたりテーピングを巻いたりするのですが、つい面倒臭がってそのままにしていました。

職人学校時代、先生から「指先は何よりの道具」と教えられました。大切にしなくっちゃなぁと反省です。

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朝、花屋さんの前を通ると、鮮やかな黄色が目に止まりました。
温かみのある黄色。黄色の中でも一番好きな感じの色。目の端にチラッと入っただけでも、すぐに判ります

昨年から、一度作ってみたいと思っていたミモザのリース。見よう見まねで作ってみました。

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なんとなく丸くなればそれらしくなるかなと。

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作っている最中も幸せな気分。壁に掛けてからも、こんな色が部屋の中にあるだけで元気になるなぁと思います。あぁ、ホントに。

初めは、ふさふさしていたリースも乾燥が進み、夕方には花もキュッと引き締まって色も濃くなりました。

イタリアでは3月8日はミモザの日と呼ばれ、男性から女性へこの花を贈るのなのだそうです。



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