一カ月ほど続いている素地作りも終わりに近づいています。
適度に乾いた器を削ろうとして、指先に痛みを感じて見てみると、赤くなっていました。
中指と薬指の指先の赤い部分、これは指紋がなくなるほどに皮膚が削れて、薄くなってしまっている状態です。
器を削る時は、右手のこの二本の指先で押さえながら削ります。なので、たくさんの個数を削ったり硬いものを削ったりすると、粘土との摩擦で皮膚が薄くなってしまいます。
本当はこうなってしまう前に、指サックをしたりテーピングを巻いたりするのですが、つい面倒臭がってそのままにしていました。
職人学校時代、先生から「指先は何よりの道具」と教えられました。大切にしなくっちゃなぁと反省です。